投資の話をすることは、金儲けに結びつくことから、ギャンブルと同じように考えていると思います。
学校でもマネーに関する授業は行われていないので、投資に関する知識も興味もないまま成長し、大人になってしまうのです。このような環境では投資によって財産を増やそうと思わないでしょう
欧米諸国では、小学校からお金や投資に関係する授業が行われ、親が子どもにお金を渡して投資教育を実践させています。
下の図は日本、アメリカ、ユーロ圏の家計に占める現預金の割合を示したものですが、全体の50%を超えているのは日本だけです。
また、日本の家計に占める投資商品の割合は低く、アメリカと比較すると3割に満たないのです。

出典:日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較(2018年)」
なぜ、お金を増やす方法である投資の話をしないのでしょうか
これは、過去から続く日本人の道徳観にあると思います。
まじめに、コツコツと働くことを美徳する風潮があり、投資でお金儲けをしている人を、
40代以上の方で褒めてくれる人は少ないでしょう。
高度経済成長期のがんがん働いて給料を稼ぎ、貯金し、マイホームを建てるような価値観からバブル崩壊の1990年までは、労働によってお金を稼ぐことが正しいとする道徳観は、通用していましたが、現代は労働者にとって非常に厳しい時代になっています。
1990年から30年間、労働者の年収は同じ、いや、手取りは下がっています。
さらに、全労働者の40%は非正規で不安定な環境になっています。
おそらく、次の30年もAIの進化で、さらに少ない人員で会社が経営できるように変質しますので、労働者の年収は、横ばいか下がる可能性あります。
下記から、上記の内容をくわしく書いたブログをお読みください。


今後、ITの発達により単純業務が減少していき、この非正規労働者の必要性もなくなってきます。
スーパーや、コンビニ、飲食などの店舗の無人化、さらに工場は無人になり、無人電車や無人バスが近い将来、実現するでしょう。
AIは、非常に短期間で、同じ動作を繰り返す業務を人から奪っていきます。事務系の作業、コールセンターもAIがするようになりでしょう。
宅配も、最後の1マイルは人でなく、ドローンか宅配ロボットがするでしょう。

よって、今後、労働以外の収入源としての投資の知識が必要となるのです。
労働者が存在しなくて、経営者か投資家と、ごくわずかな研究者と芸術家しかいない時代が近い将来くるでしょう。
さて、興味あるかたは、下記のファイヤーを目指す投資ブログをご覧ください
2021年9月出稿分から順番にみますと、投信、米国ETF、レバレッジ投資、仮想通貨投資までの正しい知識が身に付きます。

コメント