
株式投資シリーズの最後になります。(全部で三編あり)
下記から1と2をご覧ください。シリーズを通して見ますと、米国長期投資の優位さをご理解できます。
さらに,iDeCo、NISA,など税制面のことや、運用法などをご理解頂けると思います。
私の株式投資【波乱万丈編その1】
私の株式投資【波乱万丈編その2】
中国の大手不動産開発会社 恒大集団の破綻問題
現在、中国の大手不動産開発会社 恒大集団の破綻問題が、日本でもニュースで、大きく取り上げられています。
しかし、半年以上前から、無理な多角化や高金利での社債発行、建設計画(例―100万都市を作るような計画が複数)のみで、マンションなどの不動産販売などで、経営が傾いていました。
融資の主流は、中国の銀行ですが、デフォルトの備え、貸倒引当金(かしだおれ ひきあてきん)を積み上げています。
注1―デフォルト->金融なら「債務不履行」の事です。つまり、借りたお金を返さないこと。
注2―貸倒引当金->取引先の倒産などの理由で、その取引先に対する売掛金や受取手形が回収できなることを「貸倒れ」といい、これに備えて一定の金額以下の金額を「貸倒引当金」とし、その年分の必要経費として計上することです。
中国経済、しいては少なからず世界各国に影響を与えることになりますが、長期積立投資家にとっては、20年間におきる微々たる下落です。
逆に、下落した株式(投資信託の基準価格が下落して、多く購入できるチャンス、米国ETFの購入も同様です。)の購入ができるのですので、市場が戻った時に、大きい果実(利益)を得ることができるのです。
下記のYouTube動画がわかりやすいと思いますので、一度、ご覧ください。
米国ETFを週指定、日付指定で、自動で積立買付けできるのは、SBI証券のみです。
さらに、外貨でも円でも購入可能です。(2012/9/24現在)
下記のYouTube動画がわかりやすいと思いますので、一度、ご覧ください。
それでも、積み立てた資金が減るのはこわい
だいじょうぶです。下落、局面では一切の数値を見ないのです。年に1回だけ、利益を見ましょう。
ITバブル(2000年)50%下落、リーマンショック(2008年)55%下落、コロナ(2020年)30%下落しています。
過去21年間に3回ほど、大きな下落が発生していますが、下記のチャートをご覧ください。
仮に2000年に10,000ドルで、ニューヨークダウに連動した投信信託を購入し、ITバブル(2000年)50%下落、リーマンショック(2008年)55%下落、コロナ(2020年)30%下落の3度を乗り越え、今、2021年9月24日現在、34,767円です。
実に、21年で3.4倍になっています。
下記がニューヨークダウの株価推移(1998年から2021年)

長期の米国積立投資の凄さ!
その2で、紹介した積立シミュレーションが、下記です。

これを使って、2000年1月から、毎月、積み立てNISA(年額40万円限度)で、33,333円、年額40万積立していたら、2021年9月にはいくらになっていたのか計算してみました。(リターンは年7%で計算しています)
なんと、21年で20,362,307円になっているのです!!!
元本が8,699,913円でリターンが、11,662,394円で、合計20,362,307円です。
月33.000円なら、若い世代でもなんとかなるでしょう。大企業の退職金なみの資産になり
無税です。(退職金には、税金がかかります。退職金の金額や勤続年数などの条件で控除があり、複雑ですが、ざっくり2000万の場合は180万くらい税金です。)
この2000万を60歳から、一括投資で株式30%債券70%運用すれば、(債券が入りますが、年齢から安全資金として、債券比率をあげるほうがいいでしょう。リターン年4%くらいにはなりますが、5年おいていけば、6年目からは、元本を維持しながら、年100万円の利子所得が生まれます。
そんなに多く投資できない方でも、最初は、3,000円からでもかまいません。一日、100円です。節約でなんとかなるでしょう。その後、収入が増えたら増額してください。

家計簿や、こずかい帳をつけましょう。
わたくしも、20年間、スマホにソフトダウンロードして、こずかい帳を使っています。
また、マネーフォワードMEで口座やクレジットの入出金を管理していますので、自分の収入や支出、財産が1円単位で把握出来ています。
マネーフォワードMEは、下記にくわしく掲載していますので、興味ある方はどうぞ。

無駄な支出が明確になって、節約が可能となります。
無理せずに、5年後に、毎月積み立て33,333円を目指しましょう。
20年後、30年後の自分に投資しましょう。今、目の前にある贅沢を、1回だけ、我慢して投資しましょう。
このようなことを実践した皆様は、きっと、幸せな人生を育むことができます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
全3回の投資の初級編は、今回で終了しますが、次回は、中級編を構想中です。
少し、冒険できるレバレッジ投資を予定しています。
月3万円が積立で、30年後に億万長者になれる。(推定積立額2億5千万円)などなど・・・・。

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